何が起っても命が助かる家

マイホーム自慢と言っていいのかわかりませんが、我が家の2階は小さな書斎を除いたすべての部屋を広めのベランダでつないでいます。これは家族みんなの意見でした。

防災の観点からもすべての部屋を広めのベランダでつなぐのは役立つと考えたのです。狭いベランダではものを置いたりエアコンの室外機を設置すると人がスムーズに動けなくなりますよね。洗濯物がやっと干せる程度の狭いベランダでは防災の観点から見るとすごく物足りない。

たとえば1階で火事があったとき、2階で火事があったとき、それから不審者が家の中に入り込んだときいろんな危険な状態を想定しました。日本も安心・安全の国ではなくなりつつありますし、火事だって起らないと断言できません。

何かあったとき2階のベランダが広く、そこに逃げられたり部屋から部屋へ簡単に移動できる安心感を形にしました。その家に今も大満足しています。この家なら何が起っても命が助かると信じています。